今回は、ローベルト・シューマンの愛の春 Op.37-9 Rose,Meer und Sonne (ばらと、海と、太陽は)を歌うことにしました。
この曲は、確かリュッケルトの詩だったはずです。
そして、この愛の春は、歌の年の最後の年1842年にクララとローベルト夫妻が一緒に出版した曲集です。
親交のあったメンデルスゾーンが姉と二人で共同で出版したというのからヒントを得て、夫妻で出版したようです。
第2曲、第4曲、第11曲がクララによる作曲です。
第2曲、第4曲は、ボニーとアシュケナージのコンビで「ロベルト&クララ・シューマン:歌曲集」というCDに収められています。他のCDには多分収められていると思いますが、手持ちがないです。
Amazonで「Clara Lieder」で検索すると、輸入版が何個かあり、其の中に結構3つとも収められているようです。
ロベルトの部分に関しては、シューマン:歌曲大全集というCDに収められています。
で、試験で歌うこの、Rose,Meer und Sonneについて歌詞を考えてみたいと思います。
ウムラウトに関しては、ae ui oe などの表記で書きます。
βはssとしておきます。
とりあえず、辞書で調べた単語で訳を作りました。
ほぼ直訳で理解しづらいですが、対訳をそのままあげるには、著作権があるので、自分の訳をあげときます。
ドイツ語に関しては、きちんと勉強したことがないので、間違った部分もあると思いますが、だいたいの歌詞の意味を全体考えて書いてますので、その辺はご了承ください。
第一節 ばら
Rose , Meer und Sonne ばら、海、そして、太陽は
Sind ein Bild der Liepsten mein, 私の最も愛する(人)イメージ(姿、形)の一つ
Die mit ihrer Wonne それらは、その無上の喜びとともに
Fasst mein ganzes Leben ein. 私の生のすべてを包み込む
Aller Glanz, ergossen, すべてのかがやきは流れ込む
Aller Tau der Fruihlingsflur 春の野のすべての露は
Liegt vereint beschlossen あるものの中へと一つにまとまっている
In dem Kelch der Rose nur. ただバラのうてな(植物のガク)の中だけへと
Aller Farben ringen, すべての色彩のリングも
Aller Duft im Lenzgefild', すべての春の野の香りも
Um hervorzubringen まわりで引き立てている(生み出している) (zuは強調だと思う)
Im Verein der Rose Bild. 協力して(Im verein)、(美しい)バラのすがたを
第二節 海
Rose , Meer und Sonne
Sind ein Bild der Liepsten mein,
Die mit ihrer Wonne
Fasst mein ganzes Leben ein.
Aller Stroeme haben すべての水の流れは
Ihren Lauf auf Erden bloss, むき出しの大地の上へと流れる
Um sich zu begraben 周囲へ広がり、(地面へ)潜っていく
Sehnend in des Meeres Schoss. 母なる海へあこがれて
Alle Quellen(発音注:クヴェッレン) fliessen すべての泉は流れる
In den unerschoepften Grund, 無限の(尽きることがない)大地の中へ
Einen Kreis zu schliessen それぞれの流れの輪が結びつける、(文法がよくわかりません)
Um der Erde bluihndes Rund. 途方もなく丸い、この大地のまわりを
第三節 太陽
Rose , Meer und Sonne
Sind ein Bild der Liepsten mein,
Die mit ihrer Wonne
Fasst mein ganzes Leben ein.
Alle Stern' in Luiften すべての星は明るみを出し
Sind ein Liebesblick der Nacht, 夜の愛の眼差しとなっている
In des Morgens Duiften 朝のにおいの中で、
Sterbend, wann der Tag erwacht.消えていく、その日が目を覚ます時に
Alle Weltenflammen, すべての世の炎、
Der zerstreute Himmelsglanz,天に散らばる輝きは、
Fliessen hell zusammen すべて一緒に明るく流れ込む
In der Sonne Strahlenkranz. 太陽の光り輝く輪の中へ
Rose , Meer und Sonne
Sind ein Bild der Liepsten mein,
Die mit ihrer Wonne
Fasst mein ganzes Leben ein.
冒頭の Ruhig, die letzten Verse mit steigendem Ausdruck という指示
は 静かに、最後の節は感情を高めて という意味です。
バラは、美しくきれいなもの 女性らしさをもっているような
海は、母性の象徴 母のような
太陽は、明るく元気に活発な存在 親友のような
そんな女性
この詩を作った人は、愛する女性に、この三つを求めていたんでしょうか。
自分も、今の彼女とつきあって4年が経過していますが、長く一緒にいると、この三つがわかるようになってきました。
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